こもれび相談室 staff BLOG

こもれび相談室は、悩みや疎外感、孤立感を抱えた方が気軽に相談できる相談窓口です。

2月18日しあわせ寿命延伸フェスティバル開催しました(午後編)

訪問看護ステーション「フリーステーション」さんの健康測定コーナーには、お昼休憩の間もたくさんの人が健康相談に来ておられました。

 

 

 

午後からはオカリナとピアノで音楽を届けて下さる「オリオン」さんの冬の音楽会です!

 

北風小僧の寒太郎に始まり、懐かしの名曲当てクイズをしながらの演奏会! 

星のフラメンコ、また君に恋してるアンコ椿は恋の花といった名曲が登場して会場も盛り上がりました。

 

牛乳パックとペットボトルのふたを使って、カスタネットに似た楽器を手作りしました。楽器を使って、皆さんと一緒に演奏も!

 

 

手話を使って「ドレミの歌」を皆さんで合唱しました。

 

 

心地良いピアノとオカリナ。オリオンさんの演奏会は参加者も加わるスタイルなので、全員を楽しませて下さいます。

 

 

 

イベント最後のプログラムは、環境問題に詳しい弁護士の池田直樹先生(日本環境法律家連盟理事、関西学院大学大学院司法研究科長)による講演「気候変動とまちづくり」です。

 

 

産業革命が始まったころに比べて地球の温度は1℃上昇しており、そのために世界各地で異常気象、火災などの災害発生、動物の生態系の変化などが起こっている現状を語られました。

 

このままでは、世界の気候や生態系が変わってしまうことにより、気候災害の頻発、世界的な食糧不足、食料をめぐっての紛争や難民問題が起こる可能性があるとのこと。

 

世界各国はこの現状に危機感を持っており、2021年にイギリスで開かれたCOP26で「2100年の世界平均気温の上昇を産業革命前に比べて1.5度以内に抑える努力を追求していく」というグラスゴー気候合意が報告書に盛り込まれています。

 

一方で日本は諸外国に比べて危機感が薄く、最もCO2排出量の多いとされる石炭火力発電を多く使用していたり、CO2削減対策なども産業界任せになってしまっていたりして、対策が進んでいない現状を課題とされました。

こうした中でも、能勢市のように官民連携でエネルギーの地産地消に取り組む自治体があることを紹介されました。再生エネルギーの利用促進や電気代削減だけでなく、地域の雇用や経済循環につなげていこうとする画期的な取り組みとのこと。

 

私たちにできることして、日ごろの省エネや、電力会社選択による再生エネルギーの利用、家を建てる際に断熱材を使用することでエアコン・暖房使用料を減らすなどの対策を挙げられました。

 

 

今回のフェスティバルにご協力いただいた「いけだんち」さんの展示コーナー『健康のためにあなたがやっていることは何ですか?』には、参加者の皆様が色々書き込んだりシールを貼ったりされていました😊

 

今回のフェスティバルが、皆様の健康のお役に立てましたら幸いです。

 

会場に足を運んでいただいたたくさんの参加者の方々、出演者の皆様、ご協力いただいた団体の皆様、本当にありがとうございました。お陰様で、今年も素晴らしいイベントを開催させて頂くことができました。来年も予定しておりますので、楽しみにして頂けると嬉しく思います。

 

今回のイベントの詳細は、毎月お送りしている「こもれび通信」に掲載予定です。どうぞお楽しみに!✨